二年めの四つ葉のクローバー
2011年 04月 24日
昨年 高原から届いた四葉のクローバーは 米沢の猛暑と豪雪を乗り越え ご覧のような立派な株となりました。
昨年の8月は 水をまめにあげても すぐに土が乾いてしまい やせ細る茎を心配しました。せっかく葉が開いても 枯れる葉がたくさんでて 夕方には 力なく土の上にたおれ しばらくすると土になっていました。
9月には 緑の新しい葉はほとんどなくなり 株自体が死んでしまったのかもしれないと思ったこともありました。
厳しい冬は 先日まで土を凍らせていまして 小さい新芽の葉が少し見えたときは ほんとうにホッとしました。
そして ここ数日の陽気が いっきにクローバーに命を吹きこんんだようです。
新しい命を謳歌しているかのような 若い元気な新芽の数々。
そのねもとには 葉を開かせることができなかったたくさんのクローバーが。
声をあげるでもなく 名乗ることもなく 酷暑と豪雪をたんたんと受け入れ 命をつないだクローバーたち。
でも 指さきを落ちる黒い土は あくまで優しく 悲壮感はありません。
世の中には このようなことが多いものだと 思いました。
店主
P.S.
クローバーの葉はあと二ヶ月ほどが もっとも緑が美しいようです。 どうぞ 母の日や 大切なかたへのプレゼントにご利用ください。
by cz-caketearoom
| 2011-04-24 17:55
| 野菜のこと